
当サイトにお越しいただき、ありがとうございます。
当サイトは、国家資格を持つリハビリ専門職が、「予防」を中心とした情報をお伝えしているメディアです。
このページでは、自己紹介と、このサイトを始めた理由、そして「想い」についてお話しさせていただきます。
理学療法士が運営しているサイトです
まずは、サイトを運営しているわたしの自己紹介をさせてもらいます。
現在、わたしは理学療法士としてデイケアに勤務し、日々、利用者さんの健康をサポートさせていただいています。
理学療法士は、ヒトの人生に関わる仕事なのでリハビリでは悩むことも多いですが、その分やりがいがありますし、涙が出るほどうれしい瞬間にもたくさん出会います。
わたしが勤務するデイケアの利用者さんとの会話でも
「この前ね、孫と一緒に出かけて、とても楽しかったよ!」
「近所の友だちと、日帰りバス旅行に行ってきたよ!」
「毎日、畑で野菜を作るのが生きがいなんだよね〜」
このようなうれしいお声をいただくと、心がホッコリして、とても温かい気持ちになります。
しかし、もちろん明るい話しだけではありません。
「足のしびれは、もうとれないって言われたよ・・・」
「何をするにもカラダがだるくて、外に出るのがおっくうなんだよね・・・」
「特にやりたいこともないし、デイケア以外はずっと家にいるかな・・・」
このような訴えを聞いたとき、わたし自身、いつも力不足を痛感します。
「どうやったら、もっとうまくサポートできるんだろう?」と、頭を悩ませることもしばしば。
しかし、あきらめるわけにはいきません。
そこで、問題の根本原因を知るために、利用者さんの過去の生活などについて、多くの方にくわしくお話しを聞きました。
そして、不調を訴えている人には、ある3つの共通点があったのです。
カラダに問題を抱えている人にみられた、3つの共通点
何人もの方にお話しを聞いていくうちに、カラダに問題を抱えている人の多くには、以下の3つの共通点がありました。
- 昔から少し痛かったけど、生活に支障はないからそのまま放っておいた
- カラダは痛かったけど、どうしたらいいのかわからなかった
- カラダを酷使して、いたわってあげることを後回しにしていた
つまり、
「予防の大切さに気づいていなかった」
「予防をするにも、どうしたらいいのかわかならなかった」
ということが分かったのです。
わたしがこのサイトを作った理由
そこで、わたしは決心しました。
「もっと、予防の大切さを広めなければ。そして、予防の情報をもっと手軽にアクセスできるようにしなければ」と。
「予防」というのは、カラダの問題が表面化していない段階なので、どうしても後回しになってしまいがちです。予防に対して時間やお金をかける方も、ほとんどいないのではないでしょうか?
そこでわたしは、多くの方が気軽に予防の知識にアクセスできるために、インターネット上で「予防コネクト」というサイトをはじめたのです。
しかし、現在のインターネット上の健康情報は、まさに玉石混交。
健康に対する情報は、「命」にも関わることがあります。そのため、「信頼性」と「安全性」を担保するためには、医学の知識がないシロウトではなく、国家資格を持つ専門家が、情報を峻別して記事を書くべきだと思っています。
そこで、当サイトでは、「健康系の記事」を執筆するにあたり、以下の運営ポリシーを作りました(※店舗紹介などの記事には適用されません)。
1.執筆者について
医療系の大学や専門学校を卒業し、国家試験に合格した人のみが記事を執筆しています。
2.情報源について
当サイトでは、信頼性のある記事を作成するために、原則として以下の情報源に限定しています。
- 厚生労働省の情報
- 医学書やリハビリテーションなどの専門書
- 国家資格者へのインタビュー&監修
- 国家資格者が執筆した一般向けの書籍
- 論文
- 公的な医療機関の情報
- 国家資格者が運営するメディア
3.その他
上記2つに加えて、健康系の記事については、エビデンスを重視しつつ、現場での経験による情報も載せていきます。
不特定多数の方が見ているというインターネットの性質上、エビデンス(科学的根拠)にもとづいた情報が必須です。
とはいえ、実際の現場では、データではなく、性別・性格・国籍・ライフスタイルなどがそれぞれ違う「人」をみます。そして、病気になる原因は、画像や血液検査などでハッキリと分かるものもあれば、ストレスなどによる心理的要因だったりと、目に見えないものもあります。
そのため、エビデンスだけでは、どうしても太刀打ちできないケースがあるのです。
アメリカの医学教育の基礎を築いたウィリアム・オスラー博士の「医療はサイエンスに支えられたアートである」という格言が、まさにそうです。
エビデンスに裏付けられた情報と、臨床(現場)での経験が融合し、はじめて価値の高い情報を提供できると思っています。
最後に
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます。
これで最後になりますので、もう少しだけお付き合いください。
わたしは、このサイトを通して、社会と個人に対して、貢献できればと思っています。
社会に対する貢献
いまの日本を取り巻いている環境は、「総人口の減少」「少子高齢化」「1年で40兆円を超える国民医療費」などが身の回りで起こっており、医療費をおさえる施策が急務となっています。
その役割の一部分として、このサイトが社会に貢献できれば、これほどうれしいことはありません。
個人に対する貢献
読者のみなさんには、このサイトをキッカケに、予防の大切さを再確認していただけましたら幸いです。また、記事で紹介しているエクササイズをおこなうことで、少しでもカラダに良い変化が出ることを祈っています。
「予防コネクト」を通じて、あなたの人生が、よりよいものとなることを、心から願っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。